やっとフォントを変えることができた(2018/1/7更新)
Elephone C1max の中華フォントを国産フォントにやっと置き換えられました。
自分のメモですので、以下のリンクで再実行可能。
2018/1/7更新:
別筐体で試したら、SuperSUの導入で「空振り」があったので、その部分を再確認、以下の記述も更新。
以下、十分ご理解いただいた方以外は、絶対に真似しないでください。けっこうザックリ書いてますので、立ち往生すると端末が使えなくなります。また順調に行ったとしても既存のデータは全て消えてしまいます。
Stock ROMの用意:
以下がElephoneの公式サイトとなる。Support → Downloadsで、いくつかの機種が表示される中に、C1maxもある。焼き込みのツール(FlashTool)とVCOMのドライバーもある(なんて親切)。試行錯誤で失敗してもこれでリカバリ可能。カスタムRecoveryの修正にも必要。
ImageKitchenの準備:
カスタムのTWRPイメージをそのまま焼いても簡単にはTWRPが立ち上がらない。このため、ImageKitchenというツールでrecovery.imgをunpack, 修正, repackする。
TWRPの準備:
公式のTWRPサイトからはC1max用のイメージは提供されていない。C1MaxはMediatekのMT6737TというSoCで動作している。また、C1maxは初期の出荷時からNougatであり、上述のStock ROMもNougatのため、TWRPはバージョン3.1が必要(とWEBのどっかに書いてあった)。このため「TWRP MT6737T 3.1」で検索。今回は以下を利用している(他も試したらロシア語のTWRPが出来てしまい、操作に苦労した)。
C1max用のrecovery.imgの作成:
上記のTWRP3.1はそのままfastbootで焼いても起動しない。以下の手順にて、Stock ROMの中にあるrecovery.imgの一部分をTWRPのrecovery.imgに取り込む(双方のrecovery.imgをunpackして、TWRP側を修正してrepack)。unpackするとMT6735とかあるが、Stock側も6735とあるので、気にしないで進める。
FastbootでのTWRP焼き込み:
C1maxの設定で開発者モードの中にOEM UnlockをEnableにするトグルがあるのでこれをEnabledにしておく。また、ファームウェアの自動更新も一応オフにしておく。fastbootモードには、adb reboot bootloaderでもいいし、電源オフ状態から電源ボタン+Volume UPで選択モードに入る(V-Upで選択肢変更、V-Downで選択可能)でもよい。oem unlock → flash recovery → oem lock で、reboot。
注意点:flashした後、必ずlockし直すこと。unlockのままではブートループとなる。
TWRPでのSuperSU焼き込み:
chainfire氏謹製の、SuperSUを焼き込む(直近では2.82がstableで2.85がbeta。SuperSU焼き込みは大きく2段階の処理。もし1段階のみだと「空振り」。2.82の方が確実な様子)。
また、焼き込む前に dataパーティションをext4でフォーマットしておく。焼き込んだ後にcache, Dalvik cacheもクリアする。SuperSUの処理が2段階通ったようなら、Reboot → Reboot Systemで再起動。
フォントの変更:
起動後にSuperSUのアイコンがあるのを確認して、adb shell , suを行いシェルでrootで作業できることを確認する。Recoveryモードに戻り、/systemをrwでマウントして(TWRPでマウントするだけ)、以下のサイトの手順で、自分が使いたいフォントの配置と、fonts.xmlの書き換えを行う。Recoveryモードだと、/systemをRWでマウントできるから作業は楽。グループとパーミッションの変更を行う。
TWRPからReboot Systemで、完了!
Stockが提供されたので、やっと気合い入れて調査、変更することができました。
== END ==