osa2 memo

自分の記憶のために・・・。

Meizu MX4でUbuntu Phone!

ご注意:本記事はあくまで私の場合、この方法でたまたまうまくいった、ある意味人柱的なところがあります。後述しますが、この方法で必ずうまくいくとは限らないかもですし、最悪の場合、せっかくのスマートフォンが文鎮化(bricked)する可能性があります。良い子は自己責任で手順をよく理解し、リスクを十分覚悟した上でご参考になさってください。

1.まず母艦の調達から。

 毎度赤字の前書きが多くてすみませんが、そういう危ない橋、不確実なところを渡ってます(それが楽しい)のでご容赦を。m(*_ _)m

 母艦は今回、Meizu MX4(以下、MX4)を選びました。現在、Ubuntu for Phoneが稼働し、日本語も大方問題なく、日本語入力もフリックで可能です。見ての通り、4Gも表示だけはしっかり出てます(スピードは未測定)。MX4はUbuntu バージョンの製品で出ていますが、なかなかeBayなどでも見つからず、見つかっても5万円前後はします。今回は(円安になる前に)普通のMX4を25,000円で買い、はるばるオランダから届くやいなや、ROM焼きしました。

 なお、MX4 Proはダメです。SoCもぜんぜん違うし、ROMを作っている人も見当たりません。それと、MX4でも m631とm75など系統が違うようです。私は無謀にもm75で通して通ったのでよかったですが、一応、build.propを抜き出してみて、

ro.board.platform=mt6595

とあったので、たぶんうまくいくんじゃないかなー(ごめんなさい)と。。device.nameとかはみんなmx4になってて、分かりませんでした。

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※脱線。

 スマートフォンに何を求めるかは人それぞれですが、大抵の人はメールと、LINEと、カレンダー、TODO、Musicプレイヤーくらいあればまぁまぁでしょう。もちろん、電話とSMSは必須ですね(SMSは何かと認証で使われますし)。Twitter, Facebook(&messenger), Instagram が外せないとか、乗換案内系のアプリやグルメのアプリ、などと幅が広がっていく方もいますし、お仕事や仲間内でSlackとかAsana, Trelloなんていう方もいるでしょう。

 LINEはセキュリティ強化も相まって、Webでは限定的ですが、他は結構Webブラウザでもなんとかなっちゃう時代です。特にデファクト化している、webkit系のブラウザがベースとなっているiOS, Android, そしてUbuntu for Phoneは悪くない選択肢です。レスポンシブなWebサイトが多くなってきているおかげですね。Firefox OSもコンセプトは悪くなかったのですが、やはりいくら「標準準拠」と言われても、geckoでは型崩れするサイトが未だにちらほらありますので。何しろMozillaが「やーめた」と言っちゃったので、絶滅危惧種として保護するのがやっとです。

 2.焼き方は実は2通りある。

 まず、ROM焼き屋さんが通常目指すのは、ブートローダーのアンロックでしょう。MX4の場合、意外と面倒です(さすがに昔のソニエリのようにピンショートして、金まで払っての世界ではないですが)。今回はアンロックしてません。目標は Ubuntu Phoneを動かすことでしたので。今後気変わりして必要になったらやってみます。

 ちなみに、ぐぐる(死語。。)とすぐに出てきます。中国製の場合、Flyme OS 4.2.8.2AをOTAで放り込んで、rootを取得して(Flyme OSはあるバージョン以降は面倒なことをしなくても無料のアカウント登録をするとrootをくれます)、ちょっと怪しげなapkを放り込んで叩くと、fastboot oem unlockを認識してくれるようになるそうです。私の場合、OTAを放り込んでも「Firmware Corrupt」と出てしまい、先に進めなかったのでやめちゃいました。

3.SP Flash Toolなら、焼ける!

 で、私の場合、MTK向けのFlash Toolとして、SP Flash Toolというのがありましたので、それを使ってみることにしました。

spflashtool.com

これに対応した、Ubuntu PhoneのROMがあったので、拾って焼いただけです。結論だけ言うと、あっけないですが、unlockの方ばかり見ていたので、かなり時間を浪費しました。ROMは以下のページにあります(他でも見かけました。)

www.ubuntuphone.it

 イタリア語みたいですが、気にしない~♪ で読んでいくと、下の方に、684.zipというリンクがあります。これがROMです(SP Flash Tool 用のSCATTERファイルという名のテキストファイルが同梱されています)。

 それと DRIVER AND TOOLS というところのリンクの品も必要になると思います。私は別のリンクで調達済みでしたが。Hard Reset Toolの下のinstall.batですが、windows10の識別が抜けているので、足します(自己責任なんで動きゃいいんです)。

for /f %%i in ('ver^|find "10.0."') do echo Win 10 && set osrecognized=1

 これを足すだけです。実行は、batのあるところで、単にダブルクリックでOKです。すると、ADBのドライバではなく、シリアルのドライバが入るようです。

 で、flash_tool.exeを叩くと、古めかしい画面が出てきます。684.zipを解凍するとm75というフォルダができるので、自分の端末がm75を焼いても死なないと思える人は、m75フォルダの中のscatterファイルをscatter-loading fileとして選択します。自動で、各種のimg/binファイルが割り当てられます。選択肢を「Firmware Upgrade」にします(Downloadだとblickすると書いてるサイトもありました)。この時点で、MX4はUSBにはつないでません。ドロップダウンリストの上にある、「Download」ボタンを押します。SP Flash Toolが待ち状態になります。そこで、MX4のVolume Downを押しながら、USBケーブルとPCをつなぎます!一瞬、ツールの画面下に赤い帯が走るので(ビビって)ホールドしてたボタンを放して、じっと様子をみます。再起動らしきバイブレーションの後、ツールの赤帯が緑、紫、となり、やがて黄色のバーでFalshがスタートします(このときにToolとMX4がシリアルドライバでデータを転送しているようです)。

 100%までフリーズしないか、やきもきしますが、じっとMX4を握りしめ応援します。DOWNLOAD OKの小さなポップアップが出たら終わりです。[x]でポップアップを潰して、MX4からUSBケーブルを抜き、電源ボタンを押します。・・・運が良ければ、真っ白い画面に黒のMEIZUのロゴ。その下に、powered by Ubuntuという文字を見ることができるはずです。

4.焼いてしまえばこっちのもの。(^^)

 最初に焼いたROMはかなり前のものですので、日本語キーボードもありません。が、すぐにアップデータのチェックをすると、500MB超のファイルを拾ってきて、アップグレードされます。MX4はプリインストールの製品ラインがあるので、アップデートさえ拾えれば、サポート切れまで楽しめるというわけです(しまった、、EOS(汗)。

 いま気になっているのはアップグレード後にマーケットからのアプリインストールがうまくいってないこと、です。アップグレード前はできていました。少し見直しは必要そうです。日本語入力もフリックでできますが、学習や予測変換など、iOSAndroidの最先端とは比較になりません。が、使えないかというと、そうでもないレベルではあります。

5.で、なにすんの?

 もうFXOSが絶滅危惧種となったいま、HTML/CSS/JSでアプリ作ろうぜ、といったら、生きてるスマートフォン向けプラットフォームは Ubuntu Phoneしかないのです。もちろん、AndroidiOS向けのクロスプラットフォームアプリを作ろうとすると、シビアな制約や要求がない限り、HTMLベースのアプリも作れます。なのでUbuntu Phoneじゃなくたって作れます(爆)

 もうただ単に、カスタムROM焼き屋としての趣味です。できあがったものにはあまり興味ないし、Androidと2台持ちしていますし(LINEがね...)。そんならいらねーじゃん、と言われればそれまでですのよ!(笑)

^-^